ジェンダーギャップ指数 日本は120位
世界各国の男女格差の度合いを示す「ジェンダーギャップ指数」が発表され、日本は156か国中120位と低い水準にとどまりました。
これは世界経済フォーラムが31日に発表したもので、経済、教育、医療、政治参加の4分野について男女格差を指数化しています。
日本は、今回調査対象となった156か国のうち120位で、前年から1つ順位を上げたものの、依然として低い水準にとどまり、G7(=主要7か国)の中では最下位となりました。特に低かったのは政治参加の分野で、国会議員や閣僚に占める女性の割合が低いことが指摘されています。
また、世界的にも新型コロナウイルスの影響で職を失った割合が男性より女性の方が高いことなどから、ジェンダー平等の実現が低迷しているとされています。
世界全体で男女格差が解消されるには135年かかるとされ、前回の「99年」から大幅に後退しています。