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ミャンマーからの“命がけの避難”語る

2021年4月1日 6:48

ミャンマーで軍事クーデターに対する抗議活動への弾圧が激しさを増す中、隣国のタイに逃れてきた市民がNNNのインタビューに応じ、命がけの避難について話しました。

ミャンマー東部・カイン州を軍が空爆したことを受け、先月27日以降ミャンマーから数千人がタイ側に避難し、ケガをした一部の人が病院で治療を受けています。

避難してきた女性(25)「夜に銃声や爆発音が聞こえた。森の中へ逃げて、森で寝て過ごした。銃撃をやめてほしい。争いはやめてほしい」

25歳の女性は空爆により目の前で5歳のおいを亡くしました。爆弾の破片を浴びて意識を失い、その後、家族で逃げる間に父親らとはぐれたということです。

また、爆弾の破片でケガをした18歳の女性は、今は怖くてミャンマーには帰りたくないとした上で、国際社会に対し軍の弾圧を止める手助けをして欲しいと訴えました。