モデルナ接種半年は抗体維持~米医学誌論文
アメリカの医学誌は6日、モデルナが開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、接種完了から少なくとも半年は抗体が維持されたとする論文を掲載しました。
アメリカの有力医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載された論文によりますと、モデルナのワクチンを接種した33人の成人を調べた結果、2度目の接種から209日目でも抗体が高いレベルで確認できたということです。
年齢層によって若干の違いはあるものの、すべての年齢層で抗体が維持されていたとしています。この結果からモデルナのワクチン接種によって、少なくとも6か月は抗体が持続するとしていますが、実際の予防効果などについては、今後さらなる追跡調査を行って解明していくとしています。