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ワクチン追跡調査結果 予防効果90% 米

2021年3月30日 3:09

アメリカで新型コロナウイルスワクチンを実際に接種した人たちの追跡調査結果が初めて発表され、予防効果が90%に上ったことがわかりました。

アメリカのCDC(=疾病対策センター)は29日、去年12月から今月中旬にファイザーかモデルナのワクチンを接種したおよそ4000人の追跡調査結果を発表しました。

それによりますと、2回の接種を終えた人に対する予防効果は90パーセント、1回しか接種していなくても80パーセントの予防効果が得られたということです。

今回の調査は、ワクチンを優先接種された医療従事者らの追跡結果で、一般人よりもウイルスに接触しやすいにもかかわらず高い予防効果が示されたことから、CDCは「これから接種する人たちに希望を与える結果だ」としています。