バイデン大統領“初外国訪問”6月に英など
アメリカのホワイトハウスは23日、バイデン大統領が今年6月に最初の外国訪問として、イギリスとベルギーを訪れると発表しました。
サキ報道官「この訪問は、同盟の回復、環大西洋関係の再活性化、緊密な連携を強調するものになる」
バイデン大統領は6月11日から13日まで、イギリス南西部のコーンウォールで開かれるG7サミット(=主要7か国首脳会議)に出席したあと、ベルギーのブリュッセルに移動し、14日にNATO(=北大西洋条約機構)の首脳会議にも出席します。バイデン大統領としては、今年1月の就任以降、初めての外国訪問となる見通しです。
これまで新型コロナウイルス対策で、対面形式の会談を控えてきたバイデン大統領ですが、今月、菅首相を首都・ワシントンに招いて直接会談したほか、来月後半には、韓国の文在寅大統領を同じくワシントンに招く予定で、同盟国との首脳外交を本格化させています。
また、バイデン大統領はロシアのプーチン大統領との第三国での首脳会談も調整を進めています。