会議中にマスク着用せず…タイ首相に罰金
新型コロナウイルスの感染者が急増し、マスクの着用が義務化されたタイのバンコクで、政府の会議中にマスクを着けていなかったとして、プラユット首相が罰金を科されました。
タイでは先月下旬にナイトクラブでクラスターが発生したのをきっかけに、新型ウイルスの感染者が急増し、感染者が最も多いバンコクでは、26日から公共の場でのマスクの着用が義務化されました。
こうしたなか、バンコクの首相府で26日、ワクチンの調達をめぐる会議が開かれた際、プラユット首相がマスクを着用していなかったとして、日本円でおよそ2万円の罰金が科されました。
マスクをしていない首相の写真がSNS上で公開されると、着用が義務化された初日に規則を破ったことに対し、批判が殺到したということです。