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東京五輪代表選手にワクチン接種開始 韓国

2021年4月29日 19:12

韓国では29日から、東京オリンピックに参加する代表選手らに、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。

優先接種の対象となるのは、東京オリンピックに派遣される選手ら931人で、初日の29日は、およそ100人が接種を受けました。大会まで時間が迫っていることを考慮し、2回の接種の間隔が短いファイザー製のワクチンが使われています。

接種受けた代表選手「少し怖くなったりしたけど、実際に打つと大丈夫で、ワクチンを接種したら、五輪が少し近づいたという気持ちがした」「接種すると、やはり接種前より気が楽になる部分はあるが、予防規則をよく守りながら、練習を一生懸命しないとという気持ちが大きい」

韓国では、一般の若年層へのワクチン接種は始まっておらず、選手らが優先された形です。韓国政府の担当者は「選手たちが安全に大会に参加する土台になれば良い」と優先接種の意義を強調しています。