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ミャンマー軍と少数民族武装勢力の衝突激化

2021年4月30日 1:44

来月1日で軍事クーデターから3か月となるミャンマーでは、少数民族の武装勢力による攻撃で軍側の40人が死亡、軍が空爆で報復するなど、衝突が激しくなっています。

29日に撮影された映像からは、中部・メイッティーラの空軍基地にロケット弾が撃ち込まれた際の様子がわかります。地元メディアによりますと、中部の別の基地にもロケット弾が撃ち込まれました。軍は周辺の村を捜索し、その際、民間人が撃たれ1人が重傷です。

ミャンマーでは、デモ隊を支持する少数民族の武装勢力が、軍の拠点への攻撃を繰り返していて、カチン州では28日、軍側の40人が死亡したということです。

軍は空爆で報復するなど衝突が激しさを増しています。カチン州では6日連続で空爆が続き、5000人以上の住民が避難していて、人的被害の拡大が懸念されています。