ファイザー ワクチン売上予想約2.8兆円
アメリカの製薬大手「ファイザー」は4日、今年の新型コロナウイルスワクチンの売上高が、日本円で約2兆8400億円になるとの見通しを示しました。
ファイザーは4日、1月から3月までの決算を発表し、売上高は前の年の同じ時期と比べて45%増加し、145億8200万ドル(約1兆6000億円)となりました。このうち新型ウイルスワクチンの売上高が全体の2割以上を占めています。また、今年の新型ウイルスワクチンの売上予想は260億ドル(約2兆8400億円)になるとの見通しを示しました。
ファイザーは現在、ワクチンの接種対象を12歳から15歳に拡大する申請をしていますが、この日の決算発表の中で、近く規制当局の判断が出るとの見通しを示しました。また、2歳から11歳に拡大する申請を9月に行い、生後6か月以上に拡大する申請も年内に行うとの見通しを明らかにしました。