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ロシアの反ドーピング機関、ワリエワ選手に「過失なし」判断 WADAは懸念示す

2023年1月14日 10:50

北京冬季オリンピックの最中にドーピング問題が明らかになったロシアオリンピック委員会のカミラ・ワリエワ選手についてロシアの反ドーピング機関が「過失はない」と判断していたことが明らかになりました。

これはWADA(=世界反ドーピング機構)が13日、発表したもので、ワリエワ選手のドーピング問題について調査を行ったRUSADA(=ロシア反ドーピング機関)は検査で陽性は出たもののワリエワ選手本人に「過失はない」と判断したということです。

またRUSADAは、ドーピング検査で陽性反応が出た、2021年12月の大会でのワリエワ選手の結果を失格にする以外は制裁を科さないということです。

RUSADAの決定についてWADAは懸念を示し、決定に至った理由が書かれた文書の提出を要求し判断が適正だったかどうかを検討するとしています。

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