アメリカのホワイトハウスは１１日、国内で進む新型コロナウイルスのワクチン接種をさらに促進するため、「ウーバー」などの配車サービスと協力し、接種会場まで無料で送迎を行うと発表しました。

ホワイトハウスによりますと、スマートフォンの配車アプリ「ウーバー」か「リフト」を利用した場合、接種会場への往復の利用料が無料になるということです。

バイデン大統領「交通手段という壁をなくすため、今月２４日から７月４日まで接種会場への往復料金が無料になる」

バイデン政権は、７月４日の独立記念日までに成人の７割が少なくとも１回の接種を終えることを目指しています。

接種会場への送迎を無料にすることで、自家用車を持たない低所得者などの接種促進を図る方針です。