アメリカで新型コロナウイルスのワクチン接種を加速するため、バイデン政権が設置を進めている大規模な接種会場が、１６日、全米に先駆けてカリフォルニア州の２か所にオープンしました。

この会場は、政府の緊急事態管理局が、地元当局と協力して、接種が比較的遅れていた地域に開設したものです。州内２か所のうちロサンゼルスでは、大学の敷地内に設置されました。

ロサンゼルスでは、ワクチンの供給不足で一部の接種会場が一時閉鎖されましたが、この会場には別のルートで供給されることから、不足することはないということです。

緊急事態管理局の高官「接種を希望するすべての人が、確実に接種できるよう全力で取り組む」

バイデン政権は、同様の接種会場を全米に１００か所設置することを目指しています。