安保理の対応一致せず…NYで大規模デモ
イスラエルとパレスチナの衝突について、国連の安全保障理事会が一致した対応をとれない中、アメリカ・ニューヨークでは大規模な抗議デモが行われました。
ニューヨークの国連安全保障理事会は18日、4度目の会合を非公開で行いました。アメリカによる反対で、安保理は理事国すべての同意が必要な声明を出せずにいますが、この日の会合でも一致した対応には至りませんでした。国連では、20日に開かれる総会でも中東情勢が協議される予定です。
こうした中、ニューヨークにある国連のイスラエル代表部の前には、パレスチナ側を支持する人ら数百人が集まり、「攻撃をやめろ」などと抗議デモを行いました。デモ隊は観光客が多く集まる市の中心部などを行進し、周辺の道路が一時、通行止めとなる場面もありました。