アメリカを訪問中の韓国の文在寅大統領は２０日、バイデン大統領との首脳会談を前に議会幹部と面会し、米韓関係の重要性を強調しました。

文大統領は、連邦議会でペロシ下院議長らと面会しました。韓国大統領府によりますと、文大統領は「新型コロナウイルスの流行後、初めての外国訪問だ」と述べ、「米韓同盟は世界で最も模範的」などと関係の重要性を強調しました。

アメリカが見直しを完了した対北朝鮮政策については、策定の「過程で両国が緊密に協調してきた」とした上で、引き続きアメリカ側に北朝鮮問題での協力を求めました。

韓国大統領府は当初、この席で文大統領が日本について「とても重要な隣国」だとして関係改善の意思を示す発言をしたと発表していましたが、実際にはこうした発言は「無かった」と説明を修正しました。