フランス大統領選、決選投票が始まる 世論調査は現職のマクロン大統領がリード
フランス大統領選挙の決選投票が24日始まりました。事前の世論調査では、現職のマクロン大統領がリードを広げています。
投票は、日本時間24日午後3時から始まりました。決選投票に臨むのは、マクロン大統領と極右政党のルペン候補で、5年前の前回選挙に続いて2度目の対決です。
選挙戦では、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、物価上昇への対応や外交政策、EU=ヨーロッパ連合との関わり方などが主な争点となっています。
マクロン氏に投票「現在のヨーロッパの紛争を考えると、国際舞台で強いリーダーを持つのが大事だから」
ルペン氏に投票「変化のため。5年間、マクロン氏が大統領をやったけどあまり良くなかった」
事前の世論調査では、ルペン候補が燃料税の引き下げなどを訴え追い上げていましたが、終盤で中道のマクロン大統領が、左派を意識して経済対策を強調するなどし、「反極右」からも一定の支持を集め、リードを広げています。
投票は、日本時間25日午前3時に締め切られ、未明には大勢が判明する見通しです。