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米国の5月失業率5.8% 前月から改善

2021年6月5日 5:26

アメリカの5月の失業率は、前の月から改善し5.8パーセントとなりました。

アメリカ労働省が4日に発表した雇用統計で、5月の失業率は、5.8パーセントと前の月から0.3ポイント改善しました。

失業率は、前の月に1年ぶりに悪化していましたが、今回は再び改善に転じ、去年4月以降で、最も低い水準となりました。

また、景気の動向を反映する農業部門以外の就業者数も、前の月から55万9000人増加しました。

事前の市場予想を下回ったものの、増加幅は前の月から倍増しています。

新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、経済活動が再開する中、飲食業と宿泊業だけで22万人以上の雇用が増えています。

ただ、失業率が3パーセント台だった感染拡大前の水準になるには、なお時間がかかるものとみられます。

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