米3月失業率6%と改善 雇用回復“加速”
アメリカの3月の失業率が前の月からさらに改善し、就業者数が大幅に増加するなど、雇用回復のペースが加速していることがわかりました。
アメリカ労働省によりますと、3月の失業率は6.0パーセントと前の月から0.2ポイント改善しました。
景気の動向を反映する農業部門以外の就業者数も、前の月から91万6000人増加し、67万5000人としていた事前の市場予測を大きく上回りました。
ワクチン接種が進んだことに加え、各地で経済活動の制限緩和が相次ぎ、全米のホテルの客室占有率がおよそ6割に回復するなど、宿泊業と飲食業だけで21万5000人の雇用が増えました。
バイデン大統領は「政権発足後の最初の2か月で歴史上もっとも雇用を生み出した」と成果をアピールしています。