野生ゾウ15頭…大都市へ ドローンで監視
町中を、我がもの顔で歩きまわり、門に突っ込む様子を見せたかと思えば、今度は道路脇の溝に足をとられ転倒する様子も…。
これまで中国雲南省でその姿がたびたび目撃されてきた野生のゾウの群れ。
中国メディアによりますと、今月2日の夜、ついに15頭の群れが大都市、雲南省の省都昆明市に到達したということです。
地元当局によると、500キロほど離れた自然保護区から40日以上も歩き続けてきたというゾウの群れ。移動の際に各地の畑を荒らし、日本円で1億円以上の農作物被害を出しています。
消防隊らはドローンを使って24時間体制でゾウの群れを監視。さらに当局も数千人を動員し、人が住んでいるところに近づかないよう、えさを使って誘導するなど厳戒態勢がとられています。