G7 ワクチン実用化100日未満目標など
イギリスで開かれているG7(=主要7か国首脳会議)は12日、2日目を迎え、新たな感染症対策ではパンデミックに備えワクチンの実用化まで100日未満に短縮する目標などを盛りこんだ宣言をとりまとめる予定です。
英ジョンソン首相「この1年半ほどの間に犯した過ちを確実に学び、われわれの経済を回復させる必要もある」
初日の11日には新型コロナウイルス対策や深刻な打撃を受けた経済の立て直しをめぐり議論が交わされました。
2日目となる12日、G7はパンデミックの再来に備え、ワクチンの実用化までに要する期間を100日未満に短縮する取り組みを進めることなどを盛り込んだ宣言をとりまとめる予定です。また貿易や外交政策も議題となります。
経済や軍事面で圧力を強める中国への対応は今回の首脳会議最大の焦点で、G7が一致してどこまで強い姿勢を打ち出せるのか注目されます。