アメリカ・ニューヨークの国連本部で１８日、年末で任期が切れるグテーレス事務総長の再任が正式に決まりました。

国連総会は１８日、グテーレス事務総長の２期目続投を決める決議を全会一致で採択しました。事務総長は演説で、新型コロナウイルスや気候変動などを念頭に、「我々は永遠の危機に陥るか、安全でよりよい未来を実現できるかの岐路にある」と述べ、地球規模の課題に積極的に取り組む決意を表明しました。

グテーレス事務総長「２期目の任期中、前向きで、突破口となるシナリオに貢献できるよう、全力を尽くすことを誓います」

また、新型ウイルスワクチンについて、「どの国でも誰もが接種できるようにしなければならない」として、発展途上国にワクチンを分配することの必要性などを強調しました。

２期目の任期は、来年１月から５年間です。