北朝鮮問題を担当する日米韓３か国の担当高官による会談が韓国・ソウルで始まりました。

会談は２１日午前１１時から、日本の船越アジア大洋州局長、アメリカのソン・キム北朝鮮担当特別代表らが参加し、行われています。韓国外務省は「朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和の実質的な進展のため、どう協力するかを話し合う」と説明しています。

北朝鮮の金正恩総書記は先週、今後の対米政策について、「対話にも、対決にも準備する」と言及。バイデン政権発足後、初めてアメリカとの対話の可能性にも触れていて、今回の協議でアメリカがどのようなメッセージを出すか注視しているものとみられます。