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ドゥテルテ大統領“接種しなければ刑務所”

2021年6月22日 15:31
ドゥテルテ大統領“接種しなければ刑務所”

フィリピンのドゥテルテ大統領は21日、新型コロナウイルスのワクチン接種を拒む国民に対し、「ワクチンを打たなければ刑務所に入れる」と警告しました。

フィリピンは、新型コロナウイルスの感染者が130万人を超え、深刻な感染拡大が続いていますが、ワクチンの接種の遅れが問題となっています。ドゥテルテ大統領は首都マニラの複数のワクチンの接種会場で接種を受ける人が少なかったとの報告を受け、21日の国民向けのテレビ演説で「ワクチンを打たなければ刑務所に入れる」と警告しました。

ロイター通信によりますと、「この国には危機がある。政府の言うことを聞かない国民に憤っている」とも述べましたが、保健当局はワクチン接種は任意だとしています。

写真提供:PTV