ボーイング「787」品質問題で調査を開始 米連邦航空局
アメリカの航空当局は6日、航空機大手ボーイングの中型機「787」の品質問題をめぐり調査を開始したと発表しました。
FAA(=アメリカ連邦航空局)は6日、ボーイング側から中型機「787」の検査に不備があった可能性があるとの報告を受け、調査を開始したと発表しました。
FAAは必要な検査が完了していたかどうかや、従業員が検査記録を改ざんしたかどうかについて調べているとしています。
ボーイング側は先月29日付の社内向けの書簡で、「直ちに飛行の安全性に問題が生じるものではない」としています。
また、製造中の「787」については、すべて再検査を実施しているということです。
「787」をめぐっては過去にも品質上の問題を指摘され、出荷停止となるなど、トラブルが相次いでいます。