プリゴジン氏の死 ロシア国民20%が「当局による復讐」
ロシアの民間軍事会社の創設者・プリゴジン氏の死について、ロシア国民の20%が「当局による復讐」と考えていることが、独立系機関の世論調査でわかりました。
「レバダセンター」が1日に発表した世論調査によりますと、プリゴジン氏の死について、「悲劇的な事故」と考える人が26%いる一方で、「当局による復讐」と見ている人も20%いることが分かりました。
このうち、「悲劇的な事故」と答えたのは、「55歳以上」の人や「テレビを情報源」とする人が多く、逆に「当局による復讐」と考えているのは、「インターネット」や「SNS」を情報源とする人が多い、ということです。
同じ調査でプーチン大統領の活動を支持する人は80%で、7月の調査から2ポイント下がりましたが、依然8割を維持しています。
今回の調査は、プリゴジン氏の小型機が墜落した翌日の8月24日から、30日にかけて、ロシア全土の、およそ1600人を対象に、面接方式で行ったということです。