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米俳優・ボールドウィン氏を過失致死罪で起訴 実弾発射で撮影監督死亡

2024年1月20日 10:32

アメリカ西部・ニューメキシコ州で2021年、映画の撮影中に実弾が発射され、撮影監督が死亡した事件で、州の大陪審は19日、俳優のアレック・ボールドウィン氏を過失致死罪で起訴しました。

この事件は2021年10月、ニューメキシコ州の映画の撮影現場で、ボールドウィン氏が持っていた小道具の銃から実弾が発射され、撮影監督の女性が死亡したものです。

ニューメキシコ州の大陪審は19日、「安全を全く無視した行為によって撮影監督を死亡させた」などとして、ボールドウィン氏を過失致死罪で起訴しました。

この事件を巡っては去年、地元検察がボールドウィン氏への訴追取り下げを決めていましたが、再び刑事責任を問われることになりました。

ボールドウィン氏の弁護士はかねてより無罪を主張していて、アメリカメディアの取材に「法廷で証明する日を待っている」とコメントしています。