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ファイザー“5歳未満への緊急使用”申請手続きを開始

2022年2月2日 11:21
ファイザー“5歳未満への緊急使用”申請手続きを開始

アメリカの製薬大手「ファイザー」は、新型コロナウイルスワクチンについて、5歳未満の子どもを対象とした緊急使用許可を規制当局に申請する手続きを開始したと発表しました。

ファイザーは1日、新型ウイルスワクチンについて、生後6か月から5歳未満を対象とした緊急使用許可をアメリカのFDA(=食品医薬品局)に申請する手続きを開始したと発表しました。投与量については、12歳以上の10分の1としています。

ファイザーは去年12月、臨床試験で、生後6か月から24か月までは十分な免疫反応を確認できた一方、2歳以上5歳未満では不十分だったと発表していました。

現在は、3回目の追加接種で有効性や安全性を調べる臨床試験が進められています。

現地メディアは、早ければ今月中にも5歳未満を対象とした緊急使用が承認される見通しだと伝えています。