ガザ地区、戦闘開始以来の死者2万5000人超える 地元当局発表
イスラエル軍による攻撃が続くパレスチナ自治区ガザ地区で、戦闘開始以来の死者が2万5000人を超えたと地元当局が発表しました。
ロイター通信によりますと、ガザ地区の保健当局は21日、戦闘開始以来、ガザ地区で2万5105人が死亡し、うち3分の2が女性や子供だったと発表しました。
一方、イスラエル軍は21日、ガザ地区南部のハンユニスでイスラム組織ハマスが連れ去った人質およそ20人が拘束されていたトンネルだとする映像を公開しました。
トンネルの長さはおよそ830メートルで、「トンネル内で複数のテロリストを排除したが、人質はすでに別の場所に移されていた」としています。
人質の解放交渉が進まない中、ネタニヤフ政権は攻撃の縮小や戦闘の一時停止を拒否し続けています。
ロイター通信は、テルアビブで20日、政権への抗議デモが行われ、数千人の市民が参加したと伝えています。