幸せの発表後に“悲劇” ピンクの煙で「赤ちゃんは女児」知らせ…飛行機墜落 メキシコ
今月2日、メキシコ・シナロア州で、お祝いの直後に悲しい出来事がありました。
手を握り合うカップルの上空を、小型飛行機が通過していきましたが、2人の頭上を通った瞬間、左の翼が折れ、その後、墜落してしまったのです。乗っていたパイロットは死亡したということです。
ピンクの花吹雪のようなものを浴びた2人は墜落に気づいていないのか、抱き合い喜び合っていました。
いったい何が起きたのでしょうか。
実はこのとき行っていたのは、生まれてくる赤ちゃんの性別を発表するパーティーで、男の子なら青、女の子ならピンクの煙や風船でお祝いするという、アメリカなどで人気のイベントでした。今回の事故は、女の子の誕生を知らせるピンクの煙を出したあとに、起きてしまったのです。墜落の原因はわかっていません。
こういった性別発表のイベントでは、以前、煙の出る装置を使ったことで大規模な山火事も起きていて、関係者は注意を呼びかけています。