金正恩総書記“戦争の準備徹底”を強調 朝鮮半島情勢「不確実かつ不安定」
北朝鮮の金正恩総書記は軍の幹部養成学校を視察し、「いまは、いつよりも戦争の準備を徹底しなければならない時だ」と強調しました。
北朝鮮メディアによりますと、金総書記は10日、軍の幹部を養成する学校を視察しました。
視察中に演説を行った金総書記は、朝鮮半島情勢について「不確実かつ不安定」との認識を示した上で、「いまは、いつよりも戦争の準備を徹底しなければならない時だ」と強調したということです。
また、「敵が軍事的対決を選択するなら、我々は全ての手段をちゅうちょすることなく動員して必ず殺すであろう」と指摘しました。
視察では、韓国のソウルとみられる立体地図が置かれた養成学校の作戦研究室を訪れる様子も見られました。