座礁のコンテナ船“賠償合意”で近く出航へ
エジプトのスエズ運河で大型コンテナ船が座礁した事故をめぐり船主側とエジプト当局が賠償金の交渉で正式合意し、近く出航できる見通しとなりました。
船を所有する正栄汽船に保険を提供している「UKクラブ」は4日、「スエズ運河庁との度重なる交渉や法廷での審問を経て、正式な合意に至った」と、賠償金の交渉で正式合意したことを明らかにしました。
ロイター通信によりますと、当局は最終的に日本円で約600億円の賠償金を求めていましたが具体的な額は明らかにされていません。
和解契約のセレモニーが7日に開かれ、留め置かれていたコンテナ船は出航する予定だということです。