茂木氏“SDGs達成へリード”閣僚級会合
国連で開かれているSDGs(=持続可能な開発目標)に関する閣僚級の会合で、日本の茂木外相が報告を行い、目標達成に向け世界をリードする考えを強調しました。
SDGsは、国連が気候変動対策や貧困撲滅など17の分野での目標を定めたもので、2030年までの達成を目指しています。13日から各国の取り組み状況などを報告する閣僚級の会合が開かれていて、15日には日本が報告を行いました。
茂木外相は医療分野での途上国への支援など、保健・医療分野の取り組みを最優先で強化すると述べました。また、脱炭素社会の実現など気候変動への対応についても報告し、日本が誇る技術やノウハウを生かして、世界をリードしていく考えを強調しました。
一方、グテーレス事務総長は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響などで、2030年までの目標達成が難しくなっているとして、各国に結束を呼びかけています。