台湾オードリー・タン氏 五輪での訪日中止
東京オリンピックの開会式出席のため日本を訪問する予定だった台湾政府のデジタル政策担当、オードリー・タン氏の訪問中止が発表されました。
台湾メディアによりますと、台湾のオリンピック委員会は今月14日、IOC(=国際オリンピック委員会)から、「日本の新型コロナウイルス対策を考慮し、開会式は選手以外の出席者を各国の首脳などに制限する」との通知を受けたということです。
閣僚クラスのタン氏が訪日しても開会式に参加できない可能性があることから、内閣にあたる行政院はタン氏や蔡英文総統と協議し、18日、タン氏の日本訪問を中止すると発表しました。
タン氏は自身のツイッターで、「選手たちを応援する気持ちは変わりません。今後機会があれば、また日本を訪問し、台湾と日本の交流に貢献したいと願っています」などと日本語で投稿しています。