ミャンマー代表選手、J3クラブで初練習
サッカー・ワールドカップ予選で軍事クーデターに抗議の意思を示し、その後、日本に難民申請をしたミャンマー代表の選手がJリーグのクラブと契約し、初めて練習に参加しました。
ピエ・リアン・アウン選手「こんにちは。初めまして。私はピエ・リアン・アウンです。どうぞよろしくお願いします」
日本に難民認定を申請しているミャンマー代表のピエ・リアン・アウン選手が30日、Jリーグ3部のY.S.C.C.横浜に加入し、練習生として初めて練習に参加しました。
約1時間の練習後、サッカーをする機会を与えてくれた支援者らに対し、感謝の言葉を述べた上で、祖国・ミャンマーへの思いを語りました。
ピエ・リアン・アウン選手「軍が国民を無差別に殺しているから命は自分で守ってほしい」「(新型コロナなどで)健康に気をつけてほしい」「(日本で)学べるものはすべて学びたい」「平和になったら自分の国に帰りたい」
練習生契約のため、公式戦には出場できませんが、今後、練習試合などには出場可能だということです。