亡命選手「両親と相談して亡命先を決めた」
東京オリンピックに出場後、帰国命令を拒否し、ポーランドに亡命したベラルーシの陸上選手が5日、NNNのインタビューに応じ、両親と相談して亡命先を決めたことを明らかにしました。
チマノウスカヤ選手「気分も良くなり(ポーランドは)安全だと感じている」「両親と支援を提供する国について話し合った。ポーランドが良いと両親が言った。両親がポーランドに来る可能性もある」「ポーランドでアスリートのキャリアを続ける。練習できることをとても期待している」
亡命先のポーランドでインタビューに応じたチマノウスカヤ選手は5日、記者会見で日本への感謝の言葉を述べました。
チマノウスカヤ選手「安全な場所にいられることをうれしく思う。日本政府と警察に感謝している」
また、チマノウスカヤ選手が強制帰国を命じられ、空港に向かう途中に祖母から電話で「ベラルーシに帰ってくるな」と言われたため、亡命を決意したと明らかにしました。