米国務長官「帰国命令は五輪精神に反する」
東京オリンピックに出場したベラルーシ代表の選手が帰国命令を拒否して亡命を希望している問題について、アメリカのブリンケン国務長官は2日、帰国を指示したルカシェンコ政権の対応を「オリンピックの精神に反する」と非難しました。
この日、ツイッターを更新したブリンケン長官は、「ルカシェンコ政権の行為は国境を越えた抑圧だ」と指摘。チマノウスカヤ選手は、言論の自由を行使しただけで帰国を強制されたとして、「そのような行為はオリンピックの精神に反し、基本的権利を傷つけるもので、容認することはできない」と批判しました。