サッカー界の世界的スーパースター、リオネル・メッシ選手が８日、長年所属したスペイン１部リーグ・バルセロナからの退団について、涙ながらに思いを語りました。

会見場に姿を現したメッシ選手。家族やチームメイトが見守る中、登壇しますが、涙があふれ出てしまい言葉にできない様子でした。

メッシ選手「ここ数日、最後の日に何を言おうか、何を言えばいいのか考え抜いてきました。しかし、実際には何も浮かばずふさぎこんでいました」

拍手が湧き起こると、メッシ選手は再びハンカチで目をぬぐっていました。会見でメッシ選手は「チームに残るために全力を尽くした」「長い間過ごしてきたので退団はとても難しいことだ」と述べ、２１年間を過ごしたクラブへの思いを語りました。

一方で、自身の今後については明らかにしませんでした。ロイター通信によりますと、バルセロナは経済的な問題などが理由で契約を実現できなかったということです。