ロシアのモスクワ近郊で１７日、飛行訓練中のロシア軍の新型輸送機が墜落する事故があり、３人が死亡しました。

ロシアで上空を飛行する大型の輸送機。飛行を続けていた次の瞬間、右のエンジンから突然、炎があがり、煙が出ているのも確認できます。

機体はどんどん高度を下げますが、最後は逆さになりながらそのまま森林に墜落。直後には黒煙とともに大きな爆発も起きました。墜落現場では、広い範囲で黒く焦げた跡があり、破片が散乱しています。

地元メディアによりますと、墜落したのは、飛行訓練中だったロシア軍の新型輸送機で、この事故で輸送機に乗っていた３人全員が死亡したということです。

インタファクス通信によりますと、右側エンジンの故障が事故の原因とみられています。