アフガンで女性ら権利訴え タリバンに不安
イスラム主義勢力タリバンにより制圧されたアフガニスタンの東部ジャララバードで18日、タリバンがデモをしていた群衆に向け発砲し、少なくとも3人が死亡しました。
ロイター通信によりますと、ジャララバードで市民らがタリバンに対するデモをしていたところ、タリバンの戦闘員が参加者に向け発砲したということです。少なくとも3人が死亡、10人以上がケガをしました。市民が広場でアフガニスタンの国旗を掲げようとした際に発砲したということです。
一方、首都カブールでは17日、女性たちが仕事や教育の権利を訴えました。タリバンは女性の権利を尊重すると主張していますが、具体的な方針は見えず不安が広がっています。
カブール在住の女性「私は教育を受け続けたいし、人生で多くのことを成し遂げたかった。全てが閃光(せんこう)のように一瞬で変わってしまった」
女性たちはタリバンを恐れて外出を控える動きもあり、親子が訪れる公園も閑散としています。