アフガン女性キャスター「身に危険感じる」
イスラム主義勢力タリバンが実権を握るアフガニスタンで、国営放送の女性キャスターがタリバンに出社を許されず、「身に危険を感じている」と述べました。
女性キャスター「『体制が変わったので今後は会社で仕事を続けることはできない』『家に帰りなさい』と言われました」
国営放送の女性キャスターはSNSで、タリバンに出社を拒否されたと明かし、「困難の中で身に危険を感じている」と国際社会に助けを求めました。
一方、ロイター通信によりますと、首都カブールでは19日、集会に参加した市民らがタリバンに反発の声を上げました。参加者の1人は「この国は自分たちのものであり、あらゆる手段で国を守る」と訴えました。
ロイター通信は目撃者の話として、東部アサダバードでタリバンの戦闘員が発砲し、数人が死亡したとも伝えています。