露が支配のクリミア半島返還に向け首脳会議
ロシアに実効支配されたクリミア半島の返還を求めるウクライナの呼びかけで、23日、返還に向けた国際社会としての取り組みを話し合う初の首脳会議が開かれました。
ウクライナのゼレンスキー大統領の呼びかけで首都キエフで開かれた「クリミア・プラットフォーム」と呼ばれる首脳会議には、46か国と4つの国際機関の代表が参加しました。
ウクライナの一部だったクリミア半島をロシアが実効支配してから7年、首脳会議はクリミア返還に向け国際社会がそろってロシアに圧力をかけるための新たな枠組みです。
一方、ロシアのペスコフ大統領報道官は、首脳会議について、「ロシアに対して非友好的で、ロシアの領土であるクリミアへの対応は全く受け入れられない」と反発しています。