アフガン避難民が米到着 タリバン恐怖語る
イスラム主義勢力、タリバンから逃れてアフガニスタンを脱出した避難民が、アメリカの首都ワシントン近郊に相次いで到着し、NNNの取材にタリバンの恐怖を語りました。
24日、ワシントン近郊の空港に到着した避難民らは、カブールを脱出したのち、中東カタール、ドイツと2か国を経由してアメリカに入国しました。
アフガンから避難した人「うれしい!本当にうれしい。アメリカ政府に感謝している」
避難民の中には、幼い子供や女性も多く、安堵の表情を見せるとともに、アメリカへの感謝を口にしました。一方で、自らが体験したタリバンの恐怖も語りました。
アフガンから避難した人「状況が本当に悪いから逃げてきた。タリバンに自宅を襲撃された」
アフガンから避難した人「政府の職員だったが、タリバンから辞めろと脅された。『仕事を辞めなければ殺すぞ』と言われた」
避難民らが滞在する一時収容施設の前には、親族に一目会いたいと訪れた在米アフガン人の姿もみられ、衣類やひげ剃りなどの差し入れを用意した男性は、フェンス越しに面会を実現、無事の到着を確認していました。