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英空母“コロナ発生”で釜山への入港見送り

2021年8月26日 13:13

韓国の国防省はイギリスの空母「クイーン・エリザベス」について、予定されていた南東部・釜山への入港を見送り、近海での合同訓練のみを行うと発表しました。空母打撃群の中で新型コロナウイルスの感染者が出ていることなどを考慮したとしています。

韓国国防省の25日付の発表によりますと、東アジアに展開しているイギリス海軍の空母「クイーン・エリザベス」は当初、釜山に入港する予定でしたが、これを見送ります。

「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群の中で新型コロナウイルス感染者が相次いでいることや、韓国国内の感染状況を考慮して、両国の国防当局が計画を変更したということです。そのため、韓国海軍は韓国近くの海上で今月30日から来月1日まで空母「クイーン・エリザベス」などと災難救助などの合同訓練や交流活動を限定的に行う計画です。

空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群は24日、沖縄周辺の海域で日本の自衛隊やアメリカ軍などと初めての合同訓練を行っていました。