NATO＝北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長は13日、懸念されていたロシアによるウクライナへの大規模攻撃はすでに始まっている、との認識を示しました。

ストルテンベルグ事務総長は13日、ベルギーのブリュッセルで会見を行い、懸念されていたロシアによるウクライナの大規模攻撃について、ロシアが犠牲をかえりみずにウクライナに、より多くの部隊を送っていることから「すでに始まっている」、という認識を示しました。

また、プーチン大統領が和平に向けて準備している様子はまったくないと述べました。

さらに、14日から2日間の日程で開催されるNATO国防相会合で、戦闘機の供与について議論する見通しを明らかにしたうえで、ウクライナは今地上での支援をより必要としていて、「スピードが命を救う」と述べ、ウクライナの緊急のニーズに対応していく方針を明らかにしました。