エルサルバドル「ビットコイン」法定通貨に
暗号資産のビットコインが中米のエルサルバドルで、世界で初めて法定通貨となりました。
エルサルバドルでは7日、これまでのアメリカドルに加え、暗号資産のビットコインが世界で初めて法定通貨となり、買い物や税金などの支払いで使えるようになりました。
ビットコインでの支払いや送金、ドルへの換金には政府が作った「CHIVO」という新たな電子財布が使われることとなり、街にはATMが設置されました。
政府は「CHIVO」の利用者におよそ3300円相当のビットコインを支給し、普及を促しています。ただ、ビットコインは価格の変動が激しいことから懐疑的な見方を示す国民も多く、今後、どれくらい浸透するのか注目されます。