イスラエル、レバノン国境付近に部隊駐留継続の方針 18日のヒズボラとの停戦合意期限後も
イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは停戦合意の期限を18日に迎えますが、その後も、イスラエル軍がレバノンの国境付近の5か所に部隊の駐留を続ける方針であることがわかりました。
イスラエルのカッツ国防相は18日の声明で、イスラエル軍がレバノン南部の国境付近5か所に駐留を続ける方針であることを明らかにしました。
イスラエル軍は停戦中もレバノン南部のヒズボラの拠点などに空爆を繰り返していて、17日には南部の都市シドンでイスラム組織ハマスの作戦部長を殺害しました。ヒズボラやレバノン政府は、合意違反だとして反発しています。
去年11月の停戦合意では、イスラエルは60日以内に撤退するとされていましたが、その後、今月18日まで延長されていました。