同時多発テロ20年バイデン氏「団結」訴え
アメリカのバイデン大統領は、11日に同時多発テロから20年を迎えるにあたって、国民に「団結」の重要性を訴えるビデオメッセージを公開しました。
バイデン大統領は国民に向けた、およそ6分間のビデオメッセージで、「団結こそが、9月11日の教訓だ」などと訴えました。
バイデン大統領「団結こそが我々をアメリカ人らしくさせている。最高のアメリカであり、9月11日の教訓だ」「アメリカの団結の魂をかけた戦いこそが我々の最大の強みだ」
バイデン大統領は「団結力」に加えて、「回復力」の重要性も掲げ、同時多発テロの経験からの回復は、「1年目であろうと、20年目であろうと、とても困難なことだ」と訴えています。
そのうえで、「アメリカに危害を加えるすべての人間を追い詰め、罪を償わせること」「アメリカを守る動きは、決して止まらない」と述べました。