イギリスで１６日、新型コロナウイルスワクチンの３回目の接種が始まりました。

イギリスでの３回目の接種は、冬の感染再拡大に備えるためのもので、１６日に初めて医療従事者に行われました。

医療従事者のほか、５０代以上や基礎疾患がある人など、およそ３０００万人が対象となっています。ヨーロッパではすでにフランスやドイツで３回目の接種が始まっていて、１６日には新たにスペインが、重症化リスクの高い人などに３回目の接種を行うことを表明しました。

ＷＨＯ（＝世界保健機関）は途上国にワクチンが行き渡っていない中で、たとえ健康上の問題を抱える人が対象であっても、３回目の接種を行うべきではないと呼びかけています。