ドイツ総選挙きょう投票メルケル氏の後任は
ドイツのメルケル首相の後任を争う総選挙は大接戦となっています。投開票を翌日に控えた25日、各党の党首らは支持の訴えに奔走しました。
世論調査で政党支持率トップとなっている社会民主党の首相候補ショルツ氏は、最低賃金を引き上げるなどとして支持を訴えました。
社会民主党・ショルツ党首「明日この国が変化し、新たな政府となることを伝えるために国中を駆け回りました」
一方、メルケル首相が所属するキリスト教民主同盟のラシェット党首も演説で長期間政権を支えてきた実績を強調しました。直近の世論調査での支持率は2位ですが、1位の社会民主党とわずか数ポイント差の大接戦となっています。
環境政策を前面に掲げる「緑の党」は3位につけ、連立与党入りをうかがう勢いです。選挙の大勢は27日に判明する見通しです。