シカの首に“タイヤ”麻酔で眠らせ救出 米
アメリカ・コロラド州に生息しているシカの大群。そのなかの1頭をみると、顔のまわりに黒く丸い輪のようなものがついています。
その正体は黒いタイヤ。シカの首にタイヤがかかっていたのです。
職員が初めて気づいたのは2年前のこと。まだ幼いときか、角が生える前にタイヤに頭を突っ込んでしまい、そのまま成長した可能性があるといいます。
そこで職員はシカを麻酔で眠らせて、伸びた角を切断。慎重に首からタイヤを外しました。
外したタイヤの中には松葉や土がつまっていて、重さは4.5キロほどあったといいます。
麻酔から覚めたシカは、その後数分で元気に立ち上がったということです。