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砂嵐で「非常事態宣言」  約4000人が呼吸困難も イラク

2022年5月17日 19:09
砂嵐で「非常事態宣言」  約4000人が呼吸困難も イラク

イラクの首都・バグダッドで、大規模な砂嵐が約1か月の間に6回も発生したのを受けて、イラク保健省が非常事態を宣言しました。この砂嵐で、約4000人に呼吸困難の症状が確認されたということです。

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イラクの首都・バグダッドでは、オレンジ色の空の下、ヘッドライトをつけた車が走ります。視界が悪い中、マスクをつけて歩く人の姿もあります。通りが閑散として、店が閉まっていて、開いていた店でも掃除をしていました。

店の人
「砂嵐のときは、いつも誰も市場に来ないんだ。いつもは混雑しているのに、今は誰もいないし、売り買いも行われない。とてもつらいよ」

街を覆っていたのは、大規模な砂嵐でした。AP通信によると、約1か月の間に6回も発生し、イラク保健省が16日、非常事態を宣言しました。政府の機関や学校、店などが閉鎖され、空港も視界不良のため、フライトを停止しました。

地元メディアによると、この砂嵐で約4000人に呼吸困難の症状が確認されたということです。

砂嵐が増えた原因と考えられているのが「住宅開発に伴う砂漠化」です。AP通信によると、イラクでは砂嵐が起きやすい時期ですが、近年の発生回数の多さに専門家が警鐘を鳴らしているといいます。